ロバート・モンローがBBという宇宙存在から受け取った星間旅行者のためのインフォメーションによると、地球は何者かが必要とする生命的なエネルギーを生産するための畑として創造されたという。気候を調整し、まず水中で微細な生命を創り、さらに大量の生命的なエネルギーを発する多細胞生命、植物、陸上生命、草食動物、肉食動物と進化させてゆき、肉食動物には牙や爪、角といった武器を与えることで残酷な争いを起こさせ、そのなかで一層のエネルギーの発露を促していったという。そのなかで人間は試験的な形態として圧倒的にひ弱な体と図抜けた頭脳、雑食性という特徴を与え、さらにもうひとつ、特別なものを埋め込んだという。それはその存在の一部であり、それは地球上で求めても存在しないため人間はその渇望を埋めるため飽くなき活動性を持つことになった。人間は予想以上の成果を上げ、大量の上質なエネルギーを発生し続けている。その存在は人間の繁殖を促進させ、エネルギー発生のための多くの技法も開発した。それは愛、友情、家族、欲望、憎しみ、苦悩、罪悪感、病、誇り、野望、所有欲、犠牲、さらには国家、偏狭性、戦争、飢餓、宗教、機械、自由、工業、貿易など....。今、人間は大量のエネルギーを放出し続けているという。
また基本的にそのエネルギーは生命が死ぬときに放出されるため、大量のエネルギーを収穫したいときには、台風などの大きな災害で一気に生命を停止させ、エネルギーの収穫をする。
これらのシステムが地球上の食物連鎖であり、人間の置かれた状況でもある。
このシステムに怒りや絶望を感じることもできるが、人間の特性はこの状況を新たなものに変換する可能性も持っている。その可能性こそ、今の地球が最も必要としているものであり、僕たちがこの時代に生まれて来た理由かもしれない。
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