2008年11月25日火曜日

偶然と共時性

今日、ソフマップで中古のビデオカメラを購入した。2週間程前にネットで見つけ先日実際に店まで行ってみたのだが、そのときは既に誰かが買った後だったのか目当てのビデオカメラは陳列されていなかった。現物を見て良かったら購入を考えようと思っていたので、そのときはそのまま店員さんに尋ねもせずに帰ってきた。
そうして昨日までそのビデオカメラのことは特に考えていなかったのだが、昨夜急にパソコンがネット接続できなくなり内蔵イーサネットの故障の可能性があったため、今日は購入店であるソフマップへパソコンを抱えて行ってきたのだ。行く前にもう一台の古いパソコンでソフマップのサイトでビデオカメラもチェックしてみた。するとまだ例のビデオカメラが掲載されている。
僕は店でパソコンの修理(問題はすぐ解決した)の後、ビデオカメラを探したがやはり置いていない。店員さんに尋ねると、前回僕が行く直前に誰かが取り置きにしていたらしい。しかしその人はそのまま取りに来ず、取り置き期限もすでに過ぎているということで、店員さんはそのビデオカメラの取り置きを解除して僕の前に持って来てくれた。
ビデオカメラは僕の予想よりかなりいい状態で、僕はすぐに気に入って購入することにした。
もし前回店で尋ねていたら、取り置きの商品ということで諦めていただろう。
もし昨夜パソコンが故障しなければ、今日ビデオカメラを買うことはなかっただろう。
そうすれば取り置きを解除された商品は他の人の手に渡っていただろう。
そしてもしこれだけの偶然が重ならなければ、僕はこのビデオカメラの購入を即断することがなかったかもしれない。
来るべくしてやってきた・・・。
我が家にやって来たビデオカメラと共に、僕はこれからどんな映像を撮ることだろう。
これが偶然でなければ、僕はこのビデオカメラで大きな何かを得る事ができるという気がするのだ。